敬老の日の帰省準備。親世代との移動で気をつけたこと
敬老の日が近づいてきた。
妻の里美から「そろそろお父さんお母さんを迎える準備をしておこう」と声がかかった。
毎年のことだが、実家の親を車で迎えに行き、うちで数日過ごしてもらう。
今年も同じパターンだと思っていたのだが、里美はいつもと違う準備を勧めてきた。
「今年は親御さんも年を重ねてるでしょ。
移動の時間が前より辛くなってるかもしれないよ」と言われて、ハッとした。
確かに、去年の帰省時に母が「腰が痛い」と何度か言っていた。
それなのに、私は何も対策を講じていなかった。
■ 車での移動、親の疲労を減らす工夫
里美の指摘を受けて、私たちが実際に確認したのは、車の中での快適さだ。
長時間の運転で親の体に負担がかかることを改めて考えた。
背中が痛くなりやすい、腰が疲れやすい、首が凝るといった悩みは、高齢になるほど顕著になるはずだ。
そこで、私たちが準備したのは、車用のクッションやネックピロー。
ネットショッピングで軽めのものを探して用意することにした。
車の後部座席に置いておけば、親が到着した時に「これ使ってね」と自然に勧められる。
また、移動ルートも確認し直した。
休憩地点を意識的に増やすこと、親が「疲れた」と言う前に声をかけることが大事だと里美が教えてくれた。
私は往々にして「まだ大丈夫だろう」と勝手に判断してしまう。
その思い込みが親に無理をさせていたのかもしれない。
■ 小さな気配りが家族の時間を変える
和也と美幸にも「おじいちゃん、おばあちゃんが来るから、移動の時に手伝えることがあったら手伝おう」と話した。
二人とも素直に頷いてくれた。
敬老の日は、親への感謝を形にする日。
移動という最初の段階から、その気持ちを示すことができるんだと気づかされた。
新渡戸稲造の『武士道』に「思いやりは行動から始まる」という趣旨の言葉があったと思う。
親世代との移動で気をつけることは、単なる安全対策ではなく、相手を想う心を表す方法なのだ。
敬老の日の帰省準備は、親を迎えるための準備ではなく、親との時間をより良いものにするための準備。
里美の一言で、そんなシンプルな事実に気づくことができました。
いつもご指摘ありがとうございます。

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