お盆休み中の家族の生活リズム管理。朝寝坊癖に気づいた私の失敗
お盆休みが始まって5日目の朝。
私は目を開けて時計を見た。
午前9時半。
あれ、こんな時間?営業の仕事をしている私にとって、9時半に起床するなんて滅多にない。
気持ちいいのは最初だけ。
ふと不安が頭をよぎった。
リビングに降りると、妻の里美が朝食の準備をしていた。
「おはよう。
長男の和也はまだ寝てるよ」と声をかけてくる。
高校生の和也は、この時間までぐっすりだ。
中学生の美幸も、リビングのソファで本を読んでいる。
朝日が差し込む窓から、もう昼間の光が入ってきていた。
「お盆だから、ちょっと緩くしてもいいかな」と思っていた私だが、里美の表情は違った。
「ねえ、このままだと9月の学校が大変じゃない?」と、さりげなく指摘される。
ああ、そっか。
お盆休みはあと1週間ほど。
その後は、また普通の生活が戻ってくる。
朝寝坊の癖がついてしまったら、秋への生活リズム調整に時間がかかってしまう。
新渡戸稲造の『武士道』を愛読書としている私は、ここで気づくべきだった。
「今を大切にする」ことの意味を。
そこで、私たちは家族で話し合うことにした。
朝食の時間を決める。
夜寝る時間も、なるべく変えない。
完全に普段通りとはいかなくても、お盆休み中も生活リズムの土台は守ろうという約束だ。
和也も「部活が始まったら朝早いし、今のうちに調整しておこう」と素直に応じてくれた。
その翌日から、私たちは朝7時に起床する習慣を取り戻した。
完璧ではないが、9時半起床の時とは違う。
体が正直で、朝日を浴びると目が覚める。
朝食を家族で一緒に食べる時間も増えた。
美幸が「最近、朝ご飯がおいしく感じる」とこぼしたときは、妻と顔を見合わせてしまった。
おっちょこちょいな私は、つい「休みだから」と気を抜きがちだ。でも、家族の未来を思うと、今この瞬間の選択は大事なんだと改めて感じた。お盆休みだからこそ、生活リズムを整える。そういう親としての責任があるんだなと。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

コメント