夏の車中泊準備。妻に指摘されて気づいた見落としやすいこと

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夏の車中泊準備。妻に指摘されて気づいた見落としやすいこと

夏休みに家族で車中泊に行く計画を立てて、準備を進めていた。

敷きパッド、寝袋、クッション。

リストを作って、ひとつひとつチェックしていく。

自分では完璧だと思っていた。

ところが、妻の里美に荷物の確認を見てもらったとき、ぽつりと言われた言葉がある。

「虫対策、どうするの?」

あ。

そっか。

夏の車中泊で虫対策を考えていなかった。

窓を開けなきゃ熱がこもるし、でも開けたら蚊が入ってくる。

里美は当たり前のように指摘したが、自分にとっては完全な盲点だった。

いや、盲点というより、焦点が当たっていなかったというか。

リストを作ることに夢中で、実際の現場を想像できていなかったんだと思う。

そこから里美の指摘は止まらない。

「トイレはどこで済ますの?」「夜間に子どもが体調悪くなったら?」「朝日が強く当たる時間帯の温度管理は?」。

ひとつ気づくと、次々と浮かんでくるらしい。

正直なところ、自分は「寝床を整える」という基本的なことにばかり目がいっていた。

でも車中泊は、そこに住むわけではない。

その場所でどう過ごすか、どんなトラブルが起きるかまで想定する必要があるんだと改めて感じた。

調べてみると、夏の車中泊で見落としやすいのは、こういった細かいことばかりだ。

網戸代わりになるネット、懐中電灯、ウェットティッシュ、ゴミ袋。

あるいは、夜間の急な気温低下に備えた羽織ものや、朝の日差しを遮るサンシェード。

妻が指摘した虫対策にしたって、虫除けスプレーだけでなく、蚊帳のような選択肢もあるんだと気づいた。

和也と美幸も、親の準備不足を見ていたんだろう。

「お父さん、テント張ったことある?」と長男に聞かれて、ない、と答えると、二人で顔を見合わせていた。

その場でネット検索をして、初心者向けの動画を見せてくれた。

夏の車中泊準備は、リストを作るだけでは足りない。

実際にそこで何が起きるか、どんな不快が生まれるか、家族の視点から考えることの大切さを学んだ。

妻の指摘がなければ、虫だらけの夜を過ごすことになっていたと思う。

家族で準備を共有することで、見落としやすいことに気づけるんだと感じた。

読んでくださり、ありがとうございました。

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