山登り初心者の私が見落とした準備。妻に指摘されて気づいたこと

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山登り初心者の私が見落とした準備。妻に指摘されて気づいたこと

和也が「山登りに行きたい」と言い出したのは、先月のことだった。

高校生になって友人たちと挑戦する企画があるらしく、親としても応援したいと思った。

ただ、正直に言うと、私自身は山登りの経験がほぼない。

そこで妻の里美に相談すると、「では家族で一度、近場の山で試してみましょう」と前向きな返事。

こうして、夏の山登り初心者の私たちの準備が始まったのだ。

登山靴を用意しようと考え、ネットショッピングで検索を始めた。

いくつか候補を見つけて妻に見せたとき、里美は首をかしげた。

「これ、靴下は?」と聞かれて、私ははっと気づいた。

普通の靴下で登ればいいと思っていたのだ。

里美が教えてくれたところでは、山登りには専用のソックスがあり、厚さや素材が通常のものと異なるという。

足の疲れや靴ずれを防ぐためには重要らしい。

こんな基本的なことを見落としていたとは。

次に、バックパックの選び方でも失敗しかけた。

容量だけを見ていた私に対し、妻は「腰ベルトの調整機能や、背面の通気性も確認した?」と質問してきた。

炎天下の夏山では、背中に熱がこもるのは避けたいということだ。

正義感が強い妻らしく、「子どもたちの安全のためにも、親の準備が甘いわけにはいきません」と、どこか新渡戸稲造の武士道的な響きで励ましてくれた。

また、水分補給についても改めて考え直した。

当初は普通のペットボトルを持てばいいと思っていたが、里美は「夏の山登りでは、こまめに水を飲むことが大切。

飲みやすさや保冷機能も大事では」と指摘した。

実際に調べてみると、登山用の水筒やハイドレーションシステムなど、様々な選択肢があることを知った。

帽子や日焼け止め、虫対策グッズなど、細かい点でも見落としがあった。

山登りは単なる移動ではなく、自然環境への対応が必要なのだ。

おっちょこちょいな私だからこそ、妻のような丁寧な確認者が必要なのだと改めて感じた。

和也や美幸も、親の準備の様子を見守っている。「お父さん、大丈夫?」と優しく声をかけてくれる娘の言葉に、親として責任を感じる。夏の山登りは、ただ山頂を目指すだけではなく、家族で安全と工夫を学ぶ機会なのだと気づかされた。この記事が、同じように初心者として山登りに挑む方の参考になれば幸いです。

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