旅行前の防災チェック。妻に指摘されて気づいた夏の備え
8月の家族旅行が近づいてきた。
宿の予約も取れたし、子どもたちも楽しみにしている。
営業の仕事で何度も出張はしているけれど、家族全員での旅行となると話は別だ。
私はいつもの癖で、荷物リストを適当に作って、「これで大丈夫だろう」と思い込んでいた。
そんな時、妻の里美が声をかけてきた。
「ちょっと、この夏の旅行。
防災用品って考えてる?」
防災用品。
正直、旅行の持ち物として真っ先に思い浮かぶものではなかった。
新渡戸稲造の『武士道』を愛読している身として、「備えあれば憂いなし」という言葉は知っている。
でも、実際の行動に移すのは別問題だ。
■ 妻の質問で気づいたこと
里美は続けた。
「山へ行くじゃない。
天気が急に変わることもあるし、何かあった時に連絡が取れなくなるかもしれない。
懐中電灯とか、ラジオとか、最低限の防災グッズは持ってた方がいいんじゃないかな」
言われてみて、ハッとした。
私たちが向かう場所は、確かに山道を通る。
夏とはいえ、天候の急変はあり得る話だ。
長男の和也が部活で山登りをしているから、その時の話を聞いていても、自然の怖さについては何度も聞いている。
なのに、自分たちの旅行となると、その危機意識が薄れていたのだ。
里美が挙げたのは、懐中電灯、ラジオ、飲料水、非常用の軽食、絆創膏、薬。
それから、スマートフォンの予備バッテリーも重要だと言う。
「連絡が取れなくなるのが一番困るでしょ」という指摘は、正しい。
■ 夏の防災用品、旅行前に確認したいリスト
里美の話を聞いて、ふと考えた。
夏の旅行前に確認したい防災用品って、何があるだろう。
携帯用の懐中電灯は、山道の夜間移動時に必要だ。
最近のLEDタイプなら電池も長持ちする。
ラジオは、情報収集の手段になる。
スマートフォンの電池が切れても、ラジオがあれば天気情報や緊急放送が聞ける。
飲料水は多めに。
脱水症状は夏の旅行で最も注意すべき危険の一つだ。
他には、応急手当セット、常備薬(特に、胃腸薬や痛み止め)、スマートフォンの予備バッテリー。
そして、防虫スプレーや虫刺され薬も忘れずに。
中学生の美幸も、「あ、そっか。
こういう時に備えがあると安心だね」と呟いていた。
子どもたちも気づき始めている。
■ 正直さと準備の大切さ
正直に言うと、私はおっちょこちょいなところがある。
細かい準備より、大枠で「何とかなるだろう」と考えてしまう癖がある。
でも、妻の指摘で改めて思った。
夏の旅行は、楽しさと同じくらい、危機管理が大事なのだ。
旅行前に防災用品のリストを作って、一つ一つ確認する。
それは、家族全員を守るための最低限の責任だ。
武士道の教えじゃないけれど、「やるときはやる」という私の信念を、今こそ実践する番だと感じている。
妻の一言で気づかされたことに、感謝しています。
読んでくださり、ありがとうございました。


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