夏休み、家族で防災準備。子どもたちの真剣な顔に気づかされたこと
7月下旬の日曜日、リビングで妻と子どもたちが何やら真剣な顔で書類を広げていた。
近づいてみると、防災の冊子と懐中電灯、非常食のリストが机の上に並んでいた。
「あ、お父さん。
ちょうどいい」と次女の美幸が声をかけてくる。
どうやら夏休みの家族プロジェクトとして、防災準備を進めることになったらしい。
正直に言えば、防災準備なんて後回しにしていた。
営業で外回りが多く、家に帰ったら疲れて、そのまま休日を迎えるという日々。
でも子どもたちが真剣に「地震が起きたときどうする?」「非常食は何日分必要?」と質問してくる様子を見ていると、これは大事なことなんだと改めて感じた。
長男の和也は、スマートフォンで防災グッズについて調べ始めた。
「懐中電灯も、単三電池じゃなくて充電式の方が経済的じゃない?」と指摘する。
彼が高校生になってから、こういう視点が増えてきた。
妻の里美は「家の中でどこが一番安全か」という話をしていて、子どもたちも一緒に考えている。
その夜、私たちは防災について家族会議を開くことにした。
非常食の選び方、懐中電灯や電池の備蓄、避難経路の確認。
こういった話を、家族みんなで真剣に話し合うのは初めてだった。
美幸は「お父さんは正義感が強いって、いつも言ってるじゃん。
防災も家族を守る正義じゃない?」とニッと笑う。
その言葉に、私は言葉を失った。
結局、ネットショッピングで防災グッズを一緒に選ぶことになった。
懐中電灯、非常食、応急手当セット。
子どもたちが主体的に選んでいく様子を見ていると、これは単なる「準備」ではなく、家族で学ぶ大切な時間なんだと気づいた。
おっちょこちょいな私も、こういうときはやるときはやる。
子どもたちの真剣な表情に、親として応えなきゃいけないな、と感じた夏休みの一コマです。
いつも読んでくれて、ありがとうございます。


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