海水浴の持ち物、何度も失敗して分かった快適に過ごす工夫
「父さん、日焼け止めどこ?」。
妻の里美が荷物をまとめながら声をかけた。
今年も家族で海に行く季節がやってきた。
毎年のことなのに、いつも何かしら忘れたり、不便を感じたりする。
おっちょこちょいな私は、この準備段階からすでに失敗のオンパレードだ。
和也と美幸も大きくなった。
昨年は真夏の日中、日差しの強さで二人とも体調が悪くなってしまった。
あの時の失敗があるから、今年は違う。
ふと考えたのは、海水浴の持ち物って、何が本当に必要なのか、ということだ。
■ 何度も失敗して気づいたこと
思い返すと、私たちは毎回、帰る時間が近づいてから「あ、こういうのがあったら良かったな」と言っている。
タオルの枚数が足りない。
ビーチサンダルを忘れた。
スマートフォンを濡らしてしまった。
小さな失敗の積み重ねが、せっかくの家族時間を少し減点させていたんだと気づいた。
今年は違う。
妻の里美に相談してみたら、彼女は意外と整理整頓が上手だ。
「防水のバッグを用意して、濡れるものと濡れないものを分ける。
それと、日中の休憩場所を決めておくことね」と言った。
なるほど。
正直者の私は、自分の準備不足を認めるしかない。
■ 快適に過ごすための工夫
海水浴の持ち物で大切なのは、量ではなく、何を優先するかだと分かった。
日焼け止めは当たり前だが、塗り直しのことまで考えると、量が必要だ。
水分補給も同じ。
冷えたドリンクがあると、真夏の日中でも体調を保ちやすい。
昨年のことを思うと、これは譲れない。
そして、着替えやタオルは多めに持つ。
子どもたちは何度も海に入るから、濡れた衣類が増える。
防水バッグなら、濡れたものと乾いたものを分けられる。
妻のアドバイスは、本当に実用的だった。
帰り道、和也が「今年は快適だったな」とつぶやいた。
美幸も「お父さん、準備頑張ったね」と言ってくれた。
正義感の強い私は、家族のために最善を尽くしたいと思う。
海水浴の持ち物一つとっても、そこに家族への思いが表れるんだと感じた。
完璧ではないかもしれないけれど、やるときはやる。
来年も、もっと工夫できることがあるかもしれない。
今年の経験を大切にして、次に活かす。
それが私のやり方だ。
読んでいただき、ありがとうございました。


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