シルバーウィークの秋ドライブ。妻に学んだ疲労を残さない工夫
シルバーウィークが近づいてきた。
営業の仕事をしていると、この時期は家族との時間をどうするか毎年考える。
今年こそ秋のドライブに出かけようと、早々と計画を立てていた私に、妻の里美がさらりと指摘をしてくれた。
「お父さん、また無理な距離を計画してない?」
ドキッとした。
実は往復400キロを超えるコース案を温めていたのだ。
朝早く出発すれば、夜までに帰宅できると単純に考えていた。
■ 運転時間と家族の疲労を改めて考える
里美は続けた。
「前回の夏のドライブ、覚えてる?帰り道で子どもたちが疲れきってたし、お父さんだって運転で疲れてた。
その後、家族みんな数日間ぐったりしてたでしょ」と。
言われてみれば、そうだった。
帰宅後も仕事に戻るまで体が重く感じていたし、和也も美幸も学校で集中力が散漫だったように思う。
秋のドライブは景色も良く、運転も楽しい季節だ。
だからこそ、つい欲張ってしまう。
目的地を遠くに設定し、走行時間を長くしてしまう。
しかし家族全員が疲労を残さずに、休日を過ごせるほうが、その後の生活の質が違う。
里美の言葉で、そのことに気づかされた。
■ 小さな工夫で変わる疲労度
そこで、新しい計画を立てることにした。
往復距離は半分程度に抑え、その代わり目的地の周辺でゆっくり過ごす時間を増やす。
運転時間を1日3時間程度に制限し、途中で休憩を意識的に入れる。
これなら、運転席の私も、同乗する家族も、心に余裕が生まれそうだ。
和也に「ドライブ計画、変わったんだけど」と話すと、「そっちのほうがいいな。
前回、帰りの車で寝てたけど、肩が痛かった」と。
17歳の長男も、疲労を感じていたのだ。
新渡戸稲造の『武士道』を愛読する私は、家族を思いやることの大切さを改めて感じた。
シルバーウィークの秋ドライブは、遠くに行くことが目的ではなく、家族で秋を感じることが本来の目的のはず。
疲労を残さない工夫は、実は家族との時間をより豊かにする工夫なんだと気づきました。
読んでくださり、ありがとうございます。

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