夏の疲労が取れない。妻と子どもの工夫で気づいたこと
9月に入ったというのに、体が重い。
営業の仕事で毎日動き回っているせいもあるが、夏を通じて溜まった疲労がなかなか抜けきらない感じがしていた。
朝起きるのが辛いわけではないのだが、午後になると妙に眠くなるし、帰宅後はソファに沈み込むばかり。
正直なところ、自分でも「これはまずいな」と感じていた。
週末の夜、妻の里美が珍しく声をかけてくれた。
「最近疲れ顔だね。
夏の疲労が取れないのかな」と。
パートから帰ってきたばかりで、自分より疲れているはずなのに。
その時、ふと思ったのだ。
夏の疲労が取れない理由って、自分だけの努力では限界があるんじゃないか、ということだ。
■ 食卓が変わった
翌日から、夕食の内容が少しずつ変わった。
里美が意識的に、タンパク質をしっかり取れる献立にしてくれたのだ。
鶏肉、豚肉、魚、卵。
どれか一つは必ず入るようになった。
それまでは夏だからと、冷たい麺類や冷奴で済ませることも多かったが、今は違う。
「体力を戻すには栄養が大事」という里美の言葉が、妙に説得力があった。
高校生の和也は、さりげなく麦茶のポットを冷蔵庫に用意するようになった。
中学生の美幸は、帰宅後に部屋の窓を開けて風通しを良くしてくれる。
子どもたちの小さな気遣いが、家全体の空気を変えていった。
■ 睡眠環境を整える
里美が購入したのは、敷きパッドだった。
接触冷感素材のものだ。
最初は「そんなので変わるか」と思っていたが、夜間の寝心地が確実に良くなった。
寝苦しさが減ると、朝の目覚めが違う。
疲労回復は、食事だけでなく睡眠の質にも左右されるんだと改めて気づかされた。
夏の疲労が取れない時、つい自分一人で何とかしようと考えてしまう。
だが、家族が一緒に工夫することの大切さを、この数週間で学んだ。
妻の気配りと子どもたちの優しさが、自分の体を少しずつ回復させてくれている。
そういう当たり前のことに気づけたことが、実は一番大事な気づきだったのかもしれない。
読んでくださり、ありがとうございました。

コメント