夏の疲労が抜けない。妻に勧められた入浴の工夫で気づいたこと
最近、夜になると身体が重い。
営業回りで外を歩き回る日が続いているせいか、帰宅後のシャワーを浴びても疲れが残ったままだ。
妻の里美に「最近、顔色が悪いね」と指摘されたのは先週のことだった。
正直、夏の疲労なんて誰もが経験するものだと軽く考えていた。
新渡戸稲造の『武士道』を愛読する私としては、こんなことで参ってはいられないという気持ちもあった。
ただ、子どもたちの前では元気でいたいし、妻の心配そうな顔を見ていると、何かしなければと思うようになった。
■ 妻が勧めた「入浴の工夫」
そんな折、里美が私に勧めたのが、夏の疲労回復に効く入浴の工夫だった。
「シャワーだけじゃなく、ぬるめのお湯に浸かってみたら?」という提案だ。
最初は「寝る前に風呂?夏場は暑いじゃないか」と思った。
おっちょこちょいな私は、そういった単純な反発をしてしまう。
だが、里美の話を聞いてみると、なるほどと納得する点が多かった。
夏は冷房で身体が冷えているから、ぬるめのお湯に浸かることで自律神経が整うというのだ。
試しに、夜間の気温が下がった時間帯に、38℃程度のお湯に15分ほど浸かってみた。
最初は違和感があったが、2、3日続けると身体が変わり始めたのを感じた。
朝の目覚めが少し良くなった気がする。
■ 小さな工夫が積み重なる
その後、里美から聞いたのは、入浴のタイミングや温度、浸かる時間といった細かい工夫の大切さだった。
営業の仕事をしていると、こうした「細部への気配り」がいかに重要かを改めて認識する。
顧客対応も、商品の説明も、細かい配慮があるかないかで大きく変わるのだ。
和也や美幸も、親の様子を見ていたのか、最近は一緒に入浴する時間を作ってくれるようになった。
子どもたちも部活や学校で疲れているのだろう。
家族で同じ時間を共有することで、自然と疲労の話題も増えた。
今では、シャワーだけの日と入浴する日を使い分けるようになった。
完全に疲労が消えたわけではないが、以前のような重さはなくなった。
正直者で素直な妻の提案に耳を傾けることができて良かった。
夏の疲労回復は、特別な何かではなく、こうした日々の小さな工夫の積み重ねなのだと気づかされた。
読んでいただき、ありがとうございます。


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