年末調整で見直す冬支度の予算配分。妻と家計を整える秋の過ごし方
会社から年末調整の書類が配られてきた。
毎年のことだけど、この時期になると不思議と家計のことが頭をよぎる。
給与から引かれた税金がいくら戻ってくるのか、そしてそのお金をどう使うか。
今年は妻の里美と一緒に、冬支度の予算配分について真面目に話し合う機会を作ることにした。
営業職の私は、季節の変わり目に家族の暮らしがどう変わるかをつぶさに見ている。
秋から冬への切り替わりは、単なる気温の低下ではなく、家計全体に影響を与える。
暖房費、冬物衣料、加湿器などの家電。
そして子どもたちの成長に合わせた新しい衣類も必要だ。
先週末、リビングのテーブルで家計簿を広げた。
里美は週3でパートに出ているから、家計管理の感覚も鋭い。
「今年は長男の和也の冬用コートが必要ね」と指摘されて、ああ、そうか、もう高校生だから大人用のサイズを買わないといけないのか、と気づかされた。
美幸も中学生になって、制服の下に着るセーターも新しくしたいらしい。
年末調整で戻ってくるお金を、漠然と「冬の準備に使う」と考えていた私は、里美の指摘で目が覚めた。
予算を家族ごと、項目ごとに分けて考える必要があるということだ。
暖房器具の買い替え、家族全員の衣料費、そして予期しない支出に備える予備費。
正直者の私は、この現実的な計画性に感心してしまった。
「年末調整の戻り金がいくらになるか確定したら、一緒に優先順位をつけましょう」と里美が言った。
その言葉に、私は武士道の精神を思い出した。
新渡戸稲造の著作を愛読する私にとって、家族の暮らしを支えることは、ある種の責任であり名誉なのだ。
ただ稼ぐのではなく、その稼ぎをどう配分するか、家族と一緒に考えることの大切さ。
冬支度は単なる季節の準備ではなく、家族との信頼関係を深める時間でもあるんだな。
そう気づかせてくれた秋の夜でした。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。

コメント