こたつと暖房の使い分けで冬支度を始める。妻との温度感の違いに気づいた話
朝、リビングの気温が15度まで下がっていた。
妻の里美が「そろそろ本格的に冬支度をしないと」とつぶやいたのを聞いて、私もようやく重い腰を上げることにした。
毎年この時期になると、うちの家族は同じ議論を繰り返す。
こたつを出すのか、暖房メインで行くのか、それとも両方か。
おっちょこちょいな私は毎回判断に迷うのだが、今年は少し真面目に考えてみようと思った。
里美は「こたつは足元だけ温かくて、体全体が冷えるから効率が悪い」という派だ。
一方、高校生の和也は「こたつの中にいるのが好き。
勉強もはかどる」と言い張る。
中学生の美幸は「こたつでゴロゴロしながらスマホを見ると、つい長時間いてしまう」と自分の弱点を認めている。
私自身は、営業で外を回ることが多いから、帰宅後にこたつに入るのが何よりの楽しみなのだ。
気になって調べたところ、こたつと暖房の使い分けは、実は部屋の広さや家族の生活パターンで判断するのが合理的らしい。
リビングのような共有スペースでは、全員が同じ空間にいる時間帯に暖房を効かせ、個人が勉強や読書をする時はこたつを活用するという方法もある。
我が家の場合、里美はパートから帰宅して夕食準備をするから、立ち歩く時間が長い。
だから暖房の方が快適なのだろう。
対して、和也は帰宅後すぐに机に向かう習慣があるから、こたつがあると集中力が高まるのかもしれない。
正義感の強い私は、「全員が満足できる工夫はないか」と考えた。
そこで思いついたのが、リビングの暖房を控えめに設定しておき、個人の居場所にこたつやひざ掛けを用意するという方法だ。
電気代も分散するし、家族それぞれの体感温度に対応できる。
里美も「それなら、調理中も快適だし、いいかもね」と頷いてくれた。
冬支度というと、大げさに考えていたが、実は家族の違いを理解して、小さな工夫を重ねることなのだと気づいた。
今年の冬は、こたつと暖房の使い分けで、少し快適に過ごせるといいな。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。

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