結露対策で気づく冬支度。窓の結露が教えてくれた家の湿度管理
朝、リビングの窓を見たら、ガラスがびっしょり濡れていた。
この季節がやってきたんだな、と思った。
気温が下がり始める時期は、毎年のようにこの光景を目にする。
妻の里美は「また結露か」と呟きながら、タオルで拭いていた。
おっちょこちょいな私は、この結露が単なる朝の風物詩だと思っていたのだが、実は家の湿度管理を教えてくれる大事なサインなんだと、ふと考えた。
■ 窓が教えてくれる家の状態
和也が「父さん、なんで窓に水がつくの?」と聞いてきた。
高校生になったのに、こういう素朴な質問をするところが好きだ。
説明しようとしたが、正直なところ、私も詳しくは知らない。
気温が下がると結露が出るんだろうくらいの認識だった。
そこで調べてみると、結露は室内と室外の温度差が大きくなるときに、湿った空気が冷たいガラスに触れて水に変わる現象らしい。
つまり、結露が出るということは、家の中に湿度がたまっているということなんだ。
秋から冬への季節の変わり目は、暖房を使い始める時期でもあり、その時期の湿度管理が大事になってくるわけだ。
里美は「冬は乾燥するから加湿が必要だと思ってたけど、実は秋口は湿度が高いままなんだね」と気づいた。
その通りだ。
秋雨の季節から初冬にかけて、家の中の湿度がどうなっているのか、窓の結露で見えてくる。
■ 家族の健康と快適さのために
美幸は「結露ってカビの原因になるんじゃない?」と心配していた。
才色兼備な彼女らしい指摘だ。
結露が放置されると、カビが発生しやすくなり、家族の健康にも影響が出る。
風通しを良くする、こまめに拭き取る、除湿機を活用するなど、いろいろな対策が考えられる。
正義感の強い私は、家族の健康を守ることが親の責任だと思っている。
新渡戸稲造の『武士道』を読んでいるせいか、そういう気持ちが強いのかもしれない。
秋から冬への季節の変わり目は、単に衣替えをする時期ではなく、家全体の湿度管理を見直す大事な時期なんだと気づいた。
窓の結露は、私たちに「家の中を整えよう」と呼びかけているのだ。
朝の窓を拭きながら、そんなことを考えた。
いつもは気づかないようなことに気づかせてくれる、季節の変わり目の小さな出来事。
それが、家族みんなで冬支度を整える第一歩になるんだと感じた。
読んでくださり、ありがとうございました。

コメント