秋の防災準備で見直す家族の非常食。子どもたちの意見で気づいたこと
秋も深まってきて、台風シーズンが近づいてきたなと感じていた先週末のこと。
里美が「そろそろ防災準備を確認しておかない?」と声をかけてきました。
私たちは以前購入した非常食セットを押し入れの奥にしまい込んでいたのですが、その内容をきちんと確認したことがありませんでした。
家族を集めて、その非常食セットを広げてみたんです。
そしたら、予想外のことが起きました。
■ 子どもたちからの素直な質問
高校生の和也が、パッケージをじっと見つめて言ったんです。
「これ、本当に食べたいと思う?」と。
中学生の美幸も続いて、「災害の時に、こんなの食べられるかな」と首をかしげました。
正直、ドキッとしました。
私たちは「防災だから仕方ない」と、食べやすさや好みをあまり考えずに選んでいたんです。
里美が「そっか。
いざという時に、家族が口にしたくないものじゃ意味がないね」と呟きました。
その一言で、私たちの防災準備に対する姿勢が少し変わった気がします。
■ 家族の声を反映させる準備へ
そこから、家族で何を用意したいのか、どんな非常食なら実際に食べられるのかを話し合いました。
和也は栄養バランスを気にしていましたし、美幸はアレルギー対応のものを確認していました。
私も里美も、子どもたちがこんなにちゃんと考えていることに気づいていませんでした。
新渡戸稲造の『武士道』に「誠」という言葉が何度も出てきます。
防災準備も、家族を守るという誠の気持ちから始まるんだと改めて感じました。
見栄えの良い防災セットではなく、本当に家族が必要とするものを、家族で一緒に選ぶ。
その過程こそが大切なんだと思ったんです。
おっちょこちょいな私ですが、こういう時だけは真剣です。
秋の防災準備が、子どもたちとの大事な対話の時間になるなんて。
こうした気づきをくれた家族に、本当に感謝しています。

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