夏の疲労が取れない時の家族の入浴習慣。妻に勧められて気づいたこと
9月に入ったというのに、なぜか体が重い。
営業で外を回ることが多い私は、クーラーと外の気温差で知らず知らずのうちに疲れが溜まっていたのかもしれない。
帰宅してソファに座ると、妻の里美から声がかかった。
「また疲れた顔してる。
今夜、ゆっくりお風呂に入ってみたら?」
正直なところ、私はシャワーで済ませることが多かった。
朝も夜も、さっと流して終わり。
子どもたちも部活や勉強で忙しく、家族が揃ってお風呂に入る習慣なんてなかったのだ。
その日の晩、妻に促されるまま湯船に浸かってみた。
ぬるめのお湯に15分ほど。
すると、体の芯にあった疲れが、じわじわと浮かび上がってくるような感覚があった。
普段、自分がどれだけ力を入れて生活していたのかに気づかされた。
翌日、和也と美幸にも「夏の疲労が取れない時の家族の入浴習慣、大事らしいよ」と、ふと考えたことを口にしてみた。
最初は渋い顔をしていた長男も、試してみると「なんか気持ちいい」と言う。
才色兼備の美幸は、さっそくネットで調べたのか「就寝の1時間前が効果的らしい」と教えてくれた。
それからというもの、我が家に小さな変化が生まれた。
夜のお風呂の時間が、家族の疲労を回復させる時間になったのだ。
湯船に浸かるだけで、夏から秋へ移る季節の変わり目を、体が受け入れやすくなったように感じる。
武士道を愛読書としている私は、「心身を整える」ことの大切さを知っていたはずなのに、それを実践できていなかった。
妻の何気ない一言が、我が家の生活習慣を変えるきっかけになるなんて。
おっちょこちょいな私でも、やるときはやる男。
これからも家族と一緒に、この小さな習慣を続けていこうと思う。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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