台風の季節が来た。日常の暮らしで気をつけたいことに気づいた話
先週の日曜日、朝日を読んでいたら台風の予報が目に入った。
まだ遠い海上の話だが、季節は確実に秋へ向かっている。
ふと、妻の里美に「そういえば、うちって防災の準備ちゃんとしてないよね」と呟いてみた。
すると里美は、いつもの調子で「あ、そういえば懐中電灯のバッテリー、いつ確認した?」と返してきた。
言われてみると、去年の台風シーズンからもう一年近く経っている。
懐中電灯がちゃんと点くのか、電池の残量はどうなのか。
そういう細かいことを全く確認していなかった。
おっちょこちょいな私らしい話だが、こういう準備こそが防災意識の第一歩なんだと改めて感じた。
その晩、長男の和也と次女の美幸に「防災について考えてみないか」と声をかけてみた。
すると和也は「父さん、台風が来たときに停電になったら、スマホの充電どうするんですか?」と聞いてきた。
美幸は「あと、水とか食料とか、どのくらい用意しておくべきですか?」と、いかにも才色兼備らしい質問をした。
二人の質問を聞いていて、私は気づいた。
防災というと、何か大げさな準備をしなければいけないと思い込んでいたが、実は日常の暮らしの中にこそ防災意識が隠れているんだということだ。
懐中電灯の確認、スマホの充電器の確認、飲料水の備蓄、保存食の賞味期限チェック。
どれも難しいことではない。
ただ、やるかやらないかの違いだけだ。
新渡戸稲造の『武士道』を愛読している私は、「備えあれば憂いなし」という言葉をよく思い出す。
正義感が強いというのは、何も社会的な大義だけではなく、家族を守るための小さな行動の積み重ねなのではないか。
そう考えると、この週末に家族全員で防災チェックをしようという気持ちになった。
防災意識というのは、何か特別な日に突然高まるものではなく、日々の生活の中で少しずつ育てていくものなんだと感じた。
台風シーズンが本格化する前に、家族で話し合い、準備できることから始めていきたい。
こうした小さな気づきが、家族みんなを守ることにつながるんだと思う。
読んでくださり、ありがとうございました。

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