夏の旅行準備で家族が見落としやすいこと。出発前に気づいた話

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夏の旅行準備で家族が見落としやすいこと。出発前に気づいた話

来週から家族で海沿いの町へ旅行に行く予定だ。

和也と美幸も高校、中学の夏休みに入ったばかり。

妻の里美も「今年こそ家族全員で楽しもう」と張り切っている。

先週末、リビングのテーブルに旅行用の荷物チェックリストを広げた。

いつもは里美が主導で準備を進めるのだが、今年は私も手伝おうと思ったのだ。

スーツケース、着替え、タオル、日焼け止め、虫よけ。

思いつく限り書き出していく。

ところが、チェックリストを眺めていて、ふと違和感を覚えた。

「あ、これ大事じゃないか」と声に出してしまった。

何かといえば、処方箋の写しや常備薬、それから子どもたちの健康保険証だ。

旅先で急に体調が悪くなったとき、病院にかかる可能性だって考えておくべきだったのに、すっかり忘れていた。

里美に話すと、「そうね。

去年も美幸が旅先で頭痛を訴えたことあったわ」と思い出した様子。

確かに、そういえばそんなことがあったような気がする。

おっちょこちょいな私らしく、楽しいことばかり考えて、もしもの備えを後回しにしてしまっていたのだ。

さらに調べてみると、旅行中の水分補給のペースや、子どもたちが部活の疲労を引きずったまま移動することへの対策も見落としていた。

和也は野球部で、美幸はバレーボール部。

夏休み前の追い込み練習で体力を使い切っているはずだ。

それなのに、いきなり車で数時間の移動をさせるのは、熱中症のリスクも高まるのではないか。

妻が「出発の数日前から、夜更かしさせないようにしようか」と提案してくれた。

なるほど、体を整えることから旅行準備は始まっているんだ。

新渡戸稲造の『武士道』を読んでいて思うのは、準備とは相手や状況を思いやる心から生まれるということ。

楽しい旅も、家族の体調あってこそなのだ。

チェックリストに「健康保険証」「常備薬」「体調調整」と追記した。

細かいようだけど、こういう見落としの積み重ねが、旅の思い出を左右するんだろう。

今回の準備を通じて、家族を守ることの大切さを改めて感じた。

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。

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