秋の衣替えで気づく家族の体温差。親世代との服装選びの工夫
先週末、里美が秋物の衣類を引っ張り出してきた。
「そろそろ衣替えしようか」という何気ない一言だったが、その後の家族のやり取りが、なんだか面白かった。
押し入れから出した秋服を前に、子どもたちは半袖から長袖へさっさと着替えている。
ところが私は、まだ半袖でいい気がしている。
里美も「まだ日中は暖かいし」と言いながら、薄手のカーディガンを羽織った。
一方、親から借りていた秋物のセーターを見た和也は「これ、おじいちゃんのやつ?厚すぎない?」と首をかしげた。
そう、親世代から譲り受けた服は、私たちが想像する秋の厚さと違うのだ。
ふと考えてみると、体温って本当に人それぞれなんだ。
私は営業で動き回るから、秋口でも暖かく感じる。
里美も週3でパートに出ているから、仕事中は体が温まる。
でも親世代は、年とともに基礎体温が低くなるらしい。
だから同じ気温でも、感じ方が全然違うんだろう。
そこで思いついたのが、家族で「重ね着」を意識することだった。
薄いインナーを用意しておけば、体感温度に合わせて調整できる。
親が来た時も、無理に「まだ大丈夫」と言わせるのではなく、一枚羽織れるものを勧める。
子どもたちだって、学校の教室と外出先で必要な厚さが違う。
美幸が「お父さんはいつも半袖だね」と笑ったが、その通りだ。
おっちょこちょいな私は、気づくのが遅れることばかり。
でも今回の衣替えを通じて、家族みんなが快適に過ごすには、相手の体感を尊重することが大事だと改めて気づいた。
秋は気温の変化が激しい季節。
同じ家の中にいても、体温差で快適さが変わる。
親世代とのコミュニケーションも増える季節だからこそ、こういう小さな配慮が家族の時間を心地よくするんだろう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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