結露防止と加湿器のバランス調整。冬支度で家族が気づいたこと
朝、リビングの窓を見て思わず「あ」と声が出た。
窓ガラスが結露でびっしり。
昨日の夜に加湿器をつけたまま寝てしまったのが原因だろう。
妻の里美も気づいたらしく、キッチンから声がかかった。
「また結露か。
今年は特に多いね」と。
そういえば、最近の冬支度の中で、加湿器と結露のバランスについて、家族で何度も話題になっていた。
中学生の美幸が学校で「湿度と健康」について調べる宿題をしたらしく、帰宅後に教えてくれた。
冬は空気が乾燥するから加湿が必要だけど、加湿しすぎると窓に結露ができて、カビやダニが増えるかもしれないという話だ。
高校生の和也は「それって、つまり加湿器の使い方を工夫する必要があるってことか」とつぶやいていた。
正直なところ、私はおっちょこちょいだから、加湿器をつけっぱなしにすればいいと思っていた。
でも、子どもたちの言葉を聞いていると、そう単純ではないらしい。
里美と一緒に、結露防止と加湿器のバランスについて調べてみることにした。
湿度が高すぎると結露が増えるし、低すぎるとインフルエンザなどの感染症が増えやすくなるという。
目安としては、冬場は40~60%程度の湿度が理想的だと書かれていた。
つまり、加湿器を使うなら、ただつけるのではなく、湿度計を見ながら調整する必要があるということだ。
窓の結露を拭きながら、ふと思った。
新渡戸稲造の『武士道』には「知行合一」という考え方が出てくる。
知識と行動が一致していなければ、真の理解ではないという意味だ。
子どもたちが学んだことを、実際に家族で実行してみる。
それが本当の冬支度なのではないか。
翌日、リビングに湿度計を置いた。
朝は35%、夕方に加湿器をつけて1時間後は52%。
窓を見ると、結露はまだ出ていない。
和也が「いい感じだね」とつぶやいた。
美幸も「これなら、カビの心配も減るかな」と言う。
小さなことだが、家族全員が同じ目的に向かって、ちょっとした工夫をしている。
その感覚が、私は好きだ。
冬の快適さは、加湿器をつけるか消すかの二択ではなく、家族の体感と湿度計の数字を合わせながら、毎日調整していくものなんだと気づいた。
今年の冬は、そうした小さな工夫の積み重ねで、いつもより快適に過ごせるかもしれない。
加湿器と暖房の組み合わせで見直す家族の快適さという先日の記事も思い出しながら、これからの季節を家族で整えていきたいと思う。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。

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