年末調整前の家計整理で見直す冬支度。妻と子どもたちと進める季節の準備
11月も半ばを過ぎると、職場では年末調整の書類が配られ始める。
毎年のことなのに、いつもギリギリになってから対応する自分の悪い癖が出ている。
そんな時、妻の里美が「この時期、家計も整理しちゃおう」と声をかけてくれた。
冬支度と年末調整、二つの準備を同時に進めるなんて、おっちょこちょいな私には難しそうに思えたが、やってみるとこれがなかなか面白かった。
「今年の冬、本当に必要なものって何だろう」という問いかけから始まった。
リビングのクローゼットを開けて、去年使わなかった冬物を確認する。
厚手のセーターが何枚も出てくる。
「これ、着た?」と里美に聞かれて、正直に「着ていない」と答えるしかない。
高校生の和也は「こたつ、今年も出す?」と聞いてきた。
中学生の美幸は「加湿器って、いつから使い始めるんですか」と、いかにも勉強好きな質問をする。
家族で意見を出し合う中で、気づいたのは体感温度の違いだ。
私は寒がりで、里美は暑がり。
子どもたちはその間くらいだろうか。
去年買ったけれど使わなかった暖房器具も、実は家族の誰も「これが欲しい」と思っていなかったのかもしれない。
年末調整で控除の対象になるものを確認しながら、同時に家計から出ていくお金を見直す。
ふるさと納税の返礼品で冬に必要なものを選ぶのも悪くない、と考え始めた。
「本当に必要なものだけを揃える」という基準で、冬支度の買い物リストを作った。
新しく買うのではなく、去年あるものを活かす。
和也は「親父、家計管理って案外大事なんですね」とぼそっと言った。
その一言で、私は自分がやるときはやる男だということを思い出した。
正義感の強い自分としては、無駄な消費は避けるべき、という信念も働いているのだろう。
年末調整の書類を埋めながら、家計簿を見直す。
冬支度にいくら使うか、家族で共有する。
里美が「これなら安心して買い物できるね」と笑顔で言ってくれた時、私は気づいた。
家計整理と冬支度の準備は、別々のタスクではなく、家族で一緒に考える時間なんだということに。
子どもたちも「自分たちの服は自分たちで選ぶ」と参加する姿勢を見せてくれた。
11月の今、家計と季節準備を同時に整えることで、冬を迎える心構えが少し違う気がする。
無駄を減らすことと、本当に必要なものを大切にすること。
その両立が、家族で一緒に考えられるのは、小さな幸せなのかもしれない。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。

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