シルバーウィークの秋旅行で気づく親世代との体力差。無理なく楽しむコツ
シルバーウィークの秋旅行から帰ってきた。
妻の里美が「あ、そういえば」と声をかけてきたのは、玄関で荷物を片付けている時だった。
「お父さんたち、歩くスピード変わったね」。
そう言われて初めて気づいた。
私たちが親世代との秋旅行で直面していたのは、単なる疲労ではなく、世代間の体力差だったのだ。
今回の旅は、紅葉を見に山道を歩くコースを選んでいた。
和也と美幸も一緒だったから、子どもたちは元気いっぱい。
ところが、親たちのペースはどうしても落ちていく。
最初は気にしていなかったが、2日目の午後、父が「ちょっと休もうか」と腰を下ろした時、妻の言葉が蘇った。
親たちの体力は、確実に低下していたのだ。
私自身、45歳だから他人事ではない。
子どもたちのようには動けないし、以前のように連続で長距離を歩くのも難しくなっている。
だから親世代の気持ちがわかる。
でも、だからこそ工夫が必要だと感じた。
旅の後半は、無理に全コースを回るのではなく、休憩地点を増やした。
温泉宿の周辺散策に変更したり、ドライブを長めにして、移動中は座って過ごす時間を作ったりした。
すると、親たちの表情が柔らかくなった。
帰ってから調べてみると、加齢とともに体力が低下するのは自然なことで、無理をすると逆に疲労が溜まるらしい。
当たり前かもしれないが、旅行の計画段階で、そこまで考えていなかった自分がいた。
正直者を心がけている私だからこそ、その盲点に気づけたことが悔しくもあり、良い学びになった。
旅から帰った今、秋の紅葉狩りで親世代と楽しむ体力に合わせた計画の立て方や、シルバーウィークの温泉旅行で親世代と過ごす時間について、もっと深く考えるようになった。
子どもたちも「おじいちゃん、おばあちゃんのペースに合わせるのって大事だね」と言ってくれた。
世代を超えて、一緒に楽しむ秋旅行。
そのためには、最初から親たちのペースを尊重する計画が、実は全員の満足度を高めるんだと気づかされた。
読んでいただき、ありがとうございました。

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