秋旅行の温泉選び。親世代との過ごし方で気づいたこと
敬老の日を前に、妻の里美と両親を連れて温泉旅行に行こうという話が家族で出ました。
私は営業で全国を回ることが多いので、温泉地の情報は少しは持っているつもり。
さっそく有名な温泉地をいくつかピックアップして、妻に見せることにしました。
ところが、ここからが私のおっちょこちょいぶりを発揮してしまった場面です。
私が選んだのは、景観が素晴らしい温泉地ばかり。
山の中腹にある秘湯、駅から遠い温泉街、夜間は懐中電灯が必要な露天風呂。
妻の里美に見せると、彼女は苦笑いです。
「両親のことを考えた?」と里美に言われ、ハッとしました。
確かに、私は見た目の良さや珍しさで判断していました。
でも親世代と一緒に過ごす温泉選びは、違うんだと気づかされたのです。
改めて考え直しました。
親の足腰の負担、移動時間の長さ、温泉地での段差や階段。
高校生の和也と中学生の美幸も一緒なので、子どもたちが退屈しないかも大事です。
里美が「駅から近くて、施設内で無理なく過ごせる温泉がいいんじゃない?」と提案してくれたとき、本当にそうだなと感じました。
インターネットで調べ直すと、バリアフリー対応の温泉旅館、大浴場までの距離が短い施設、食事が部屋でゆっくり取れるような宿が見つかりました。
正直者で素直な性分の私は、自分の判断の甘さを認め、親世代のペースに合わせることの大切さを学びました。
新渡戸稲造の『武士道』にも「思いやり」の大切さが書かれていますが、それは家族の中でも変わらないんだと思います。
親と過ごす時間は、親を喜ばせることじゃなく、親が無理なく笑顔でいられる環境を作ることなんです。
秋旅行の温泉選びを通じて、親世代との過ごし方の本質が見えた気がします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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