週末ドライブの運転で、休憩を忘れていた私を家族が止めてくれた日
日曜の朝、玄関で車のキーを手にした私は、少しだけ得意になっていた。
今日は家族四人で、朝から日帰りのドライブに出かける日である。
運転席に座るのは私で、助手席には里美、後ろには和也と美幸が並ぶ。
窓を少し開けると、穏やかな風が入ってくる。
「今日は全部運転するから、みんなは景色でも楽しんでいて」と言ったのは、自分でも少しカッコつけすぎたかなと思う。
■ 一時間ほど走ったころ
後ろの席から美幸の声がした。
「お父さん、そろそろ休憩しない?」
私は「まだ大丈夫だよ、次のサービスエリアでいいだろう」と答えた。
正直に言うと、そのときの私は疲れを感じていなかった。
次のサービスエリアの案内が見えても、私はそのまま通り過ぎてしまった。
里美が笑いながら「さっきから肩がずっと上がってるよ」と言う。
自分では気づいていなかったが、ハンドルを握る手に力が入り、肩がこわばっていたらしい。
結局、三つ目のサービスエリアに車を停めたときには、私は大きく息を吐いていた。
ドアを開けると、和也が「父さん、運転ありがとう。
飲み物買ってくる」と言って、自販機の方へ走っていった。
十七歳の背中が、少し頼もしく見えた。
■ 休憩して気づいたこと
美幸は地図アプリを見ながら「途中で休んだ方が、結局着くのも気持ちも楽だと思う」と言った。
中学二年生の言葉とは思えないほど、落ち着いた言い方だった。
私は仕事でも「もう少しいける」と続けてしまう癖がある。
文房具の営業で店をまわるときも、車の中で一息つかずに次の訪問先へ急ぐことが多い。
疲れは自分では気づきにくいものだと、改めて思った。
十分ほどの休憩だったが、缶コーヒーを飲み、売店で家族と軽く買い物をしただけで、車に戻るときの体が軽くなっていた。
帰り道、私は「次からは一時間に一回、停める場所を先に決めておこう」と言った。
里美は「それ、今日一番いい提案かも」と笑った。
ちょっとした気遣いで、車内の空気はこんなにも違うのだと知った。
美幸がスマホで撮った写真には、窓の外の景色が映っていた。
運転していた私の顔は写っていないけれど、家族の笑い声はちゃんと残っている。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
※この記事はAIが創作した日記風のコンテンツです。
登場する出来事は実際の体験ではありません。


コメント