年末調整後に決める忘年会と帰省の予算配分。家族で話し合った冬の過ごし方
年末調整の書類をようやく片付けた夜のこと。
いつもより早く帰宅した私に、妻の里美が「ちょっと、家計のこと相談したいんだけど」と声をかけてきました。
机の上には家計簿と、スマートフォンが置かれていました。
「年末調整の還付金が入ったから、そろそろ忘年会と帰省のお金をどうするか決めておきたいって思ってさ」と里美。
ああ、そっか。
毎年この時期になると、同じ悩みが出てくるんですよね。
忘年会シーズンと帰省のタイミングが重なると、どちらにいくら使うかで頭を悩ませることになります。
正直に言うと、私はこういう家計管理の細かいところがちょっと苦手です。
営業の仕事では数字を扱いますが、家の予算となると話は別。
でも里美は毎週パートに出ながらも、こうやって家計をしっかり見守ってくれている。
素直に頭が下がります。
「忘年会は職場の付き合いもあるし、帰省だって実家に顔を出さないわけにはいかない。
両方大事だからな」と私が言うと、里美は「そうなんだよ。
だからこそ、どっちを優先するか、あるいはバランスよく配分するか、一緒に考えたいの」と返してくれました。
机に座って、二人で家計簿を眺めながら考えました。
忘年会は職場の人間関係を保つ大事な場。
でも帰省も、両親に会う貴重な時間です。
年末年始は長男の和也も高校の勉強の合間をぬって、妹の美幸と一緒に実家に帰りたいと言っていました。
結局、二人で決めたのは「忘年会と帰省の予算を7対3くらいで考えて、帰省費用を優先させる」という方針でした。
新渡戸稲造の『武士道』に「家族を大切にする心が人の根本」みたいなことが書いてあったような気がして、そっちを選ぶのが正しいんじゃないかな、と思ったんです。
翌日、職場の忘年会の案内を見ると、なんだか心が軽くなっていました。
予算が決まると、迷いがなくなるんですね。
帰省の手配も同時に進められるし、家族とも「こういう冬の過ごし方をしよう」という共通認識が生まれた気がします。
年末調整のおかげで、単に税金の話じゃなく、家族の時間の使い方まで見直すきっかけになるんだなあ。
そんなことに気づかせてくれた妻に、改めて感謝です。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。

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