エアコンから暖房への切り替え時期。家族で決めた冬支度のタイミング
朝、目覚まし時計より先に寒さで目が覚めた。
布団から出るのに勇気が要る季節がやってきたなと、ぼんやり天井を見つめていた。
妻の里美も同じタイミングで起きたのか、階下から「今朝は冷えますね」という声が聞こえた。
そう、今がエアコンから暖房への切り替え時期を真剣に考える時なのだ。
リビングの温度計を見ると16℃。
まだエアコンの冷房で対応できる気もするが、朝晩の冷え込みが増してきた。
おっちょこちょいな私は、こういう判断を先延ばしにしがちだ。
だから家族で相談することにした。
夜、食卓で長男の和也と次女の美幸を交えて話し合った。
「いつから暖房つけます?」と美幸が聞いてくる。
里美は「朝晩の気温差が大きい今が、切り替えどきだと思う」と冷静だ。
和也は「部屋によって違うんじゃないかな。
リビングと寝室で」と、なかなか的確な指摘をする。
さすが高校生になったなと感じる。
気になって調べてみると、一般的にはエアコンから暖房への切り替えは、最低気温が15℃を下回る日が続くタイミングが目安らしい。
我が家の朝の気温がちょうどそのあたりだ。
ただ、地域差や家の断熱性、家族の体感温度によって変わるとのこと。
結局、私たちは「リビングは今週末から試しに暖房をつけてみる。
寝室はもう少し様子を見る」という落ち着いた判断に至った。
里美が「電気代のことも考えると、無理に早くつけるより、必要な時期に必要な分だけ」と言ったのが、正直で素直な我が家の家計管理らしい。
翌朝、リビングの暖房をつけた。
ふんわり温かい空気が部屋に広がる。
美幸が「あ、やっぱり違う」とつぶやいた。
その一言が、家族全員の満足感を表していた気がする。
季節の切り替えは、ただ機械を動かすのではなく、家族で時間をかけて決めるものなんだと改めて感じた。
新渡戸稲造の『武士道』に「正直と誠実」という言葉があるが、暖房のつけ時も、家族の声に正直に耳を傾けることから始まるのだと思う。
この季節の変わり目、あなたのお家ではいつ頃から暖房に切り替えますか。
読んでくれてありがとうございました。

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