夏休み中の家族の水分補給。熱中症予防の工夫を妻から学んだ
朝からエアコンの効いた部屋で宿題をしていた美幸が、ふと「お水ちょうだい」と声をかけてきた。
普通なら自分で飲みに行けばいいのに、と思いながらも、妻の里美が素早く麦茶を持ってきた。
その時、妻が「朝から何度も声かけしてるんだけど、本人が気づいてないみたい」とつぶやいたのが心に引っかかった。
夏休み中の家族の水分補給。
これまで私は、子どもたちが「喉が渇いた」と言ってから対応する程度だったのだが、妻の様子を見ていると、どうやらそれでは足りないらしい。
■ 妻が気づいていたこと
里美に聞いてみると、熱中症は気づかないうちに進むということを意識しているという。
子どもたちは遊びや勉強に夢中になると、喉の渇きを後回しにしてしまう傾向があるらしい。
特に中学生の美幸は、受験を控えて室内で勉強することが多い。
エアコンが効いている環境だからこそ、危険だと妻は言った。
「親が見守っていないと、気づかないうちに脱水状態になることもあるんだよ」。
この言葉に、私は自分の甘さを感じた。
正直者で素直でありたいと心がけている私だが、この部分では子どもたちの様子をきちんと見つめていなかったのだ。
■ 実際に始めた工夫
妻の工夫を観察していると、いくつかのパターンが見えてきた。
朝食後、午前中、昼食後、午後、夜間といった時間ごとに、さりげなく飲み物を勧めている。
強制的ではなく、「今、飲んでみようか」という自然な流れだ。
また、麦茶だけでなく、スポーツドリンクや塩分を含んだ飲み物も用意している。
長時間勉強する時は、和也にはスポーツドリンク、美幸には麦茶と、子どもたちの活動量に応じて変えているのだという。
冷たい飲み物ばかりではなく、常温の水も用意しているのも工夫だと感じた。
急激に冷えた飲み物は、体に負担をかけることもあるとのことだ。
■ 親として気づくべきサイン
妻から、熱中症の初期サインについても教わった。
頭痛、めまい、だるさ、吐き気といった症状が出ていないか、日々の様子を注意深く見ることが大切だということだ。
夏休み中は特に、生活リズムが乱れやすく、睡眠不足も重なることがある。
そうした状況では、熱中症のリスクがより高まるのだという。
子どもたちの様子を見て気づくこと。
これは、親としての責任であり、武士道に通じる「相手を思いやる心」でもあると感じた。
妻のさりげない工夫に、私も見習うべき点が多くあった。
夏休みもあと少し。
妻と一緒に、子どもたちの健康を守る工夫を続けていきたいと思う。
こうした日常の積み重ねが、家族の絆を強くするのではないだろうか。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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